プラント工事で使用される配管やダクトは非常に大きいので接合時には注意が必要です
プラント工事で使用される配管やダクトは非常に大きく、一般の配管工事では使わないような規格のものも用いられます。
例えば、一般の商業施設やオフィスビル、学校や医療機関等に使用されるガス配管や空調配管。
これらは床下や天井裏などを用いて施工されていますが、そこまで外径の大きなものを使用しているわけではありません。
規格の小さなものであれば、20ミリ~50ミリ程度。
大きなものでも、せいぜい100~200ミリ前後のものが多いのではないかと思います。
それに対し、プラント工事に用いられる配管は、非常に大きなエネルギーや液体を使用することになりますので、まるで土管のような太さのある配管が用いられます。
例えば、外径の大きなものになると400ミリ、500ミリを超えるものも存在します。
大きければ接合部分の設置範囲も広がるわけですから、より密閉性を意識した接合が必要になってきます。
その場合は溶接だけでなく、密閉性を高めるボルトやネジなどを使ってしっかりと固定していきます。
接合部の準備が不十分だと漏水や断裂などのトラブルが発生する可能性があります。
表面の清掃や平滑化、密封材の適切な使用などを意識しながら対応していきます。
現在、弊社ではこういった溶接による接合作業などをお任せできるスタッフを募集中です。
経験が浅いスタッフには丁寧に指導していきますので、ご安心ください。